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照明・LED・コンセント増設・EV充電器設置などの、電気工事全般は
東京都足立区の株式会社宮浩電気にお任せください!
コンセント自体は、適切に使われていれば長期間問題なく使えるものですが、
いくつかの条件が重なってしまうと、劣化が進んでしまいます。
基本的に、最大使用電流が決まっています。
たとえば家庭用の一般的なものでは、15アンペア程度までの電流に対応しています。
これを超えると、内部の配線や金具が過熱してしまうことがあります。
接続されている機器が多くなると、それだけ電流が流れる量も増えます。
定格容量を超えると、コンセントや電気配線、あるいは接続しているプラグの部分が
過熱します。
過熱すると内部の金具や配線が劣化したり、溶けたりして、最悪の場合は火災が発生する
可能性もあります。
特に延長コードや電源タップを使って、複数の電化製品を一つのコンセントに
接続するような場合は、そのタップの定格容量も注意が必要です。
最大許容電流を超えて接続すると、タップ自体が過熱したり、最終的にはコンセントが
熱くなったりすることがあります。
湿気の多い環境や水分がかかると、コンセント内部の金属部分が腐食して
接触不良を起こすことがあります。
キッチンは、湿度が高い場所の代表格です。
調理中に水蒸気や油分が空気中に漂い、それがコンセント周りに影響を与えることが
あります。
水分がかかりやすい場所で湿気が多いので、水や油が直接かかる可能性も高いです。
特にキッチンのシンク付近や、ガスコンロ周りでは注意が必要です。
次に注意が必要なのは、バスルーム。
非常に湿気が多く、水分が多くかかる場所です。
特に、シャワーや浴槽の近くにあると、水しぶきや蒸気が直接かかる可能性が高いです。
濡れた手でプラグを差し込んだりするのも、非常に危険です。
洗濯機や乾燥機、アイロンなどを使う場所も湿気が多くなりがちです。
特に、洗濯機の近くや乾燥機の排気口周辺では、水分や蒸気が入り込みやすいです。
窓の近くや外壁に面した場所では、外の湿気や雨水が入り込むことがあります。
湿気が多い環境では、防水カバーや密閉型カバーを使うことが重要となり、
換気をよくして湿気を防ぐように心がけ、湿気がたまりやすい場所にコンセントを
設置する際は、十分に配慮が必要です。
長期間使用されたコンセントは、内部の金属部分が摩耗したり、酸化したりして
接触不良を起こすことがあります。
これにより、電化製品に不安定な電力が供給され、製品が正常に動作しなかったり
電源が切れることがあります。
また、電化製品が故障したり、動作不良を引き起こす可能性があるため
注意が必要です。
特にコンピューターや、家電の冷蔵庫などの高性能な家電は影響が出やすいです。
絶縁体が劣化していることがあり、電流が流れる際に熱が発生しやすくなり
火災や、漏電の原因になる可能性もあります。
古いコンセントは、電気工事士に点検してもらいましょう。
以下のように、修理や交換を行います。
通常10年以上問題なく使えることが多いですが、不適切な使い方だと数年で不具合が
出ることもあります。
電気はとても便利ですが、最悪の場合は命の危険に関わることもあります。
ぜひ、安全にお使いいただきたいと思っております。