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コンセントの劣化理由とは?

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コンセント自体は、適切に使われていれば長期間問題なく使えるものですが、
いくつかの条件が重なってしまうと、劣化が進んでしまいます。

@ 過剰な使用や過負荷

基本的に、最大使用電流が決まっています。
たとえば家庭用の一般的なものでは、15アンペア程度までの電流に対応しています。
これを超えると、内部の配線や金具が過熱してしまうことがあります。

接続されている機器が多くなると、それだけ電流が流れる量も増えます。
定格容量を超えると、コンセントや電気配線、あるいは接続しているプラグの部分が
過熱します。

過熱すると内部の金具や配線が劣化したり、溶けたりして、最悪の場合は火災が発生する
可能性もあります。

特に延長コードや電源タップを使って、複数の電化製品を一つのコンセントに
接続するような場合は、そのタップの定格容量も注意が必要です。

最大許容電流を超えて接続すると、タップ自体が過熱したり、最終的にはコンセントが
熱くなったりすることがあります。

A 湿気や水分

湿気の多い環境や水分がかかると、コンセント内部の金属部分が腐食して
接触不良を起こすことがあります。

キッチンは、湿度が高い場所の代表格です。
調理中に水蒸気や油分が空気中に漂い、それがコンセント周りに影響を与えることが
あります。

水分がかかりやすい場所で湿気が多いので、水や油が直接かかる可能性も高いです。
特にキッチンのシンク付近や、ガスコンロ周りでは注意が必要です。

次に注意が必要なのは、バスルーム。
非常に湿気が多く、水分が多くかかる場所です。

特に、シャワーや浴槽の近くにあると、水しぶきや蒸気が直接かかる可能性が高いです。
濡れた手でプラグを差し込んだりするのも、非常に危険です。

洗濯機や乾燥機、アイロンなどを使う場所も湿気が多くなりがちです。
特に、洗濯機の近くや乾燥機の排気口周辺では、水分や蒸気が入り込みやすいです。
窓の近くや外壁に面した場所では、外の湿気や雨水が入り込むことがあります。

湿気が多い環境では、防水カバーや密閉型カバーを使うことが重要となり、
換気をよくして湿気を防ぐように心がけ、湿気がたまりやすい場所にコンセントを
設置する際は、十分に配慮が必要です。

B 経年劣化

長期間使用されたコンセントは、内部の金属部分が摩耗したり、酸化したりして
接触不良を起こすことがあります。

これにより、電化製品に不安定な電力が供給され、製品が正常に動作しなかったり
電源が切れることがあります。

また、電化製品が故障したり、動作不良を引き起こす可能性があるため
注意が必要です。

特にコンピューターや、家電の冷蔵庫などの高性能な家電は影響が出やすいです。
絶縁体が劣化していることがあり、電流が流れる際に熱が発生しやすくなり
火災や、漏電の原因になる可能性もあります。

古いコンセントは、電気工事士に点検してもらいましょう。
以下のように、修理や交換を行います。

接触不良の修理
コンセント内部の接点が摩耗・腐食している場合、金具の交換や
清掃を行います。
内部配線の交換
接続された配線が劣化した場合、配線の交換や再接続を行います。
過負荷の防止
過電流を防ぐために、安全機能付きコンセントの設置も行います。

通常10年以上問題なく使えることが多いですが、不適切な使い方だと数年で不具合が
出ることもあります。

電気はとても便利ですが、最悪の場合は命の危険に関わることもあります。
ぜひ、安全にお使いいただきたいと思っております。

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